小泉 千代
2026年5月25日 18:00:57
これ、ちょっと面白くて、最初はソーヴィニヨン・ブランみたいなタイトで青草っぽい柑橘がきて、ひまわり油のようなふんわりした甘さもある。青リンゴの酸味とリースリングを思わせるフルーティさが重なって、ヘーゼルナッツオイルのコクがちらつく感じ。 でも飲み進めると、なんかロシア文学みたいに取っつきにくいというか、濁ったハーブや澱っぽさがあってちょっとタフ。苦い皮と種、チョークのミネラル感が舌に残る。白ワインとしてはすごく長い余韻で、当たれば天才的に美味しいんだろうけど、正直当たり外れあるかも。 後半は生地っぽいイースト感やスモークアーモンドの香ばしさが出てきて、脂っぽいのにクリーンで不思議。皮むきのニュアンスと焼きたてクロワッサンがふわっと抜ける。簡単には好きになれないけど、ハマる人はとことんハマるタイプだと思う。






