廣川 陽子
2026年5月26日 01:11:46
濃いゴールド、グラスの中で金粉が浮かんでるみたいで、ダンツィガー・ゴールドワッサーを連想した。 香りは鉛筆削りのカスみたいなウッディさと、正山小種のスモーキーさ。タールっぽいリコリスと、チョコレートにキルシュをブレンドしたような甘くてほろ苦いニュアンス。樽の胡椒スパイスがどんどん大きくなってるけど、ワニスっぽさは一切ない。 飲んでみるとビターなチョコレートとウォルナッツリキュール、シナモンケーキ、紅茶の感じ。樽の甘いスパイシーさが広がって、ビターオレンジやストーンフルーツ、熟れすぎた苺みたいな酸味もちらほら。アーモンド感がストレートにきて、重たいリコリスも追いかけてくる。 ピートは意外と少なくて、ピートヘッズ向けっていうより、ビターなドラムが好きな人にはたまらないやつ。以前は樽が暴れてたけど、今はいい感じに手懐けられた印象。美しい余韻が長く続いて、完璧。ジャンクなウォッカばかり飲んでた頃には戻れない。ちょっと変わってて、苦味好きにはたまらない一本。







