カスクストレングス(原酒)ウィスキーとは?特徴や選び方、おすすめ銘柄を解説
一般的なウイスキーのアルコール度数は43度程度で、多くの国では40度が最低基準と定められています。蒸留直後の原酒はアルコール度数55度以上となるため、熟成後の大半のウイスキーは瓶詰め時に加水調整されます。加水せずそのまま瓶詰めしたものをカスクストレングスと呼びます。
カスクストレングスは度数が高く、冷却濾過や加水処理を行わず、50度から60度を超える商品も多いです。香味成分が豊富に残り、本来の風味を堪能できます。
ラベル表記で判別可能:Cask Strength、Natural Strength、Barrel Strength、Barrel Proof
おすすめカスクストレングス銘柄
1. スプリングバンク12年 カスクストレングス
2010年発売、度数約55度。シェリーカスクとバーボンカスクをブレンド。2019年第19ロットはシェリー樽35%、バーボン樽65%です。
麦芽の香りに潮風の刺激、ピートと塩気が調和した風味が特徴です。

2. ラフロイグ10年 カスクストレングス #012
アルコール度数:60.1%
薬品系ピートと灰の香り、口当たりはまろやか。香辛料・ドライフルーツ・ヨード・海藻の塩味が広がり、余韻にほのかな苦みが残ります。少量加水すると滑らかになり、フルーツとダークチョコの風味が引き立ちます。
好みが極端に分かれる個性的な銘柄です。

3. ブルイックラディ ポートシャーロット MRC:01
アルコール度数:60.1%
薬臭のピートと灰の香り、濃厚な口触り。香辛料や果実、ヨード、磯の風味が混ざり、後味はわずかに苦みを感じます。加水でまろやかになり、フルーツとチョコの味わいが強まります。

4. グレンファークラス105
1968年誕生、世界的に早くカスクストレングスを発売した蒸留所の銘柄です。
イギリス基準の度数105に由来し、換算すると約60度。年数表記はなく、スパイシーでまろやかな味わいで、コストパフォーマンスに優れます。

その他人気カスクストレングス
グレナラッキー10年、グレンドロナック、リンクウッド12年、アバラワール A’bunadh、アラン シェリーカスク、レッドブレスト、グレンリベット13年シェリーカスク、ボウモア15年、グレンゴイン、ベンネヴィス10年 など

